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『せん-さく』(永嶋恵美著 幻冬舎文庫)

オンラインゲームのオフ会に参加した「てんちゃん」こと主婦の諸藤典子。
日常生活に少し疲れを感じていた典子は、オフ会の後に「うげ太」というハンドル名の中学生・浅生遼介の家出に少しだけ付き添うことにした。
家出の道中で、遼介の元クラスメートの両親が殺されたニュースを目にする。。。


中学生による両親殺害という凶悪犯罪。それをテーマに取り上げた本書。

何故遼介は家出したかったのか。どうして典子は家出に付き合ったのか。

平凡な日常生活の中で抱えている不満、そして爆発。

「じゃあ、やめちゃえば」「疲れること」

凶暴な殺人という手段で強制終了するしか方法はないのだろうか?
悪事に嘘を重ね、負の連鎖から逃れられない。読み進めば進むほど、重い展開になってくる。

小説の舞台は西暦2000年。
今から10年以上前の設定だが、少年犯罪とネット社会の闇の部分は今も変わらない。。。

今年もあと少し。世の中、つらい事が多すぎた。
2012年は良い年になることを願うばかりだ。



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genre : 小説・文学

『夜の果てまで』(盛田隆二著 角川文庫)

彼女はバイト先のコンビニの万引き常習犯であった。

ラーメン屋の奥さんである涌井祐里子。その彼女の中3の息子の家庭教師となった北大4年生の安達俊介。
魅かれ合う2人は禁断の恋に落ち、そのまま先の見えない逃避行へ。


妻の失踪宣言申立書で始まるこの物語。

単なる不倫小説と言ってしまえばそれまでだが、そのラインを踏み越え、別の人生を歩む決断を下すまでの男女の心の動きが細やかに描かれている。

幸せが保証される訳ではない。仕事も家族も過去も全て捨て去る必要がある。

それでも、なお2人で一緒に添い遂げたいという気持ち。


主人公の2人に共感できるところまでは行かないが、理解できる部分も多少あるかも。

元サヤにならない大人の恋愛小説として、男女の心の機微を知るには良いかもしれません。

著者・盛田隆二さんの公式サイト「盛田隆二 アーカイヴス」はコチラ↓
(http://morita-ryuji.web.infoseek.co.jp/)



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『海の特攻「回天」』(宮本雅史著 角川ソフィア文庫)

人間魚雷「回天」。

九十三式酸素魚雷を改造し、人が中に乗り込んで操縦し、敵艦に体当たりする特攻兵器。
頭部には1.55トンの炸薬を装填しており、命中すれば当然乗員の命はないという必死必殺の兵器であった。


海の特攻兵器として、その存在を知っている人も多いと思う。

非人道的な兵器として終戦後も非難され続け、元搭乗員たちも長い間固く口を閉ざしていた。


生き残った元搭乗員や海に散っていった戦友たちが残していった記録を綴ったノンフィクション。

戦争は決して美化してはいけないと思う。しかし、元搭乗員が語る言葉が胸に刺さる。

「今でいう平和とあの頃の平和は違う。平和を守るためには体を張らないとだめなんだ。」

自らの命と引き換えに日本を守ろうとした若者。

「特攻隊志願は、強制されたものでも、強要されたものでもない。心底、愛する者を守りたかったから志願した。」

愛する者を守るためには自分の命を犠牲にしなければならなかった。
そんな切なく哀しい決断をしなくて済む世の中を築いていかなければならない。

学校では教えてくれない真実の歴史。その史実から目を逸らさず、きちんと向き合うことだと思う。



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『楊令伝 五 猩紅の章』(北方謙三著 集英社文庫)

南方で発生している方臘が率いる宗教叛乱。童貫率いる禁軍との直接対決のクライマックスを迎える。
軍師として方臘の下で活躍する趙仁(呉用)。そして終わりの戦が始まる。。。


やはり童貫は強い。鳥肌が立つぐらい強い。
そして、部下の岳飛の活躍が目覚ましい。


燕青が方臘に問う。
「この乱で、血が流れすぎた、と思われませんか?」と。

方臘は知っていた。
宗教叛乱だろうと、梁山泊が目指すような新たな国づくりであろうと、権力に立ち向かえば血が流れることを。

信仰の先にある幸福のために自らが犠牲になって戦うのと、腐敗した政治を倒すという志のために戦って犠牲になるのは、方臘からすれば同じもののようだ。

本人が納得し、立ち向かっていき、そして屍となる。ただそれだけのことである、と。

逆に言うと、血を流さない限り、腐敗した政治を倒すことはできないのだろうか?

次巻も楽しみである。

未読の方は、まずは水滸伝から読み始めることをオススメします。

「北方謙三 水滸伝×楊令伝」の公式サイトはコチラ↓
(http://www.shueisha.co.jp/suiko-yourei/)



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『ベースライン』(須藤靖貴著 PHP文芸文庫)


「リョウは、なんで野球が好きなんだ?」

高校野球にまつわるスポーツ青春小説の場合、幾多の苦難を乗り越えて目出度く甲子園への切符を手にする、というパターンが多い。
天賦の才能を持つ選手達のギリギリの熱い勝負が描かれることもある。


でも、この物語は違う。

主人公は、ごく普通の野球好きの高校野球部員。
決して甲子園に行けるほどの実力も才能も兼ね備えているのではなく、練習も喧嘩も合コンもそこそこやっている高校生。

ただ野球が好きだから、全力で野球をやる。


「エラーしたっていい。自分の全部を出し切って、思い切りプレーする。それでいいんだ。」

高校時代に、スポーツを通じてこういう経験ができていると、きっと社会人になってから思い切り打ち込めるものを見つけ易いのかもしれない。

スーパースターではない、ごく普通の高校生達の中にも爽やかな感動がある。

私の好きな作品です♪



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『人を動かす』(デール・カーネギー著 創元社)

名作中の名作なので、既に多くの人が読んでいることでしょう。はい、今さらなのです。。。(泣)

原書は1,936年に初版が発行。75年前ですよっ!


「人と組織の悩みが嘘のように晴れるコラム」の著者・小倉広さんのメルマガVol.340で紹介されていた本書。
必読の3冊として紹介されていたうちの1冊。ずーっと読もうとメルマガを保存しておいたが、気が付けばそのまま1年以上経っていた。

そういえば、サッカー日本代表キャプテン・長谷部誠選手が書いた「心を整える。」(幻冬舎)の中でも本書が紹介されていた。

家も建ったしそろそろ荷物が増えてもOKということで、必読の3冊をまとめてAmazonで注文。
就寝前の5~10分で少しずつ読む本として、じっくり1ヶ月かけて読破。


最初手にした時は厚いし重いし、目次を見ても原理原則論しか書かれていないのでは?と危惧していたのだが、中身は全く違う。
全てが物語であり実例なので、読み易く感情移入し易い。

10年経とうが100年経とうが、人と人が関わる時には同じような問題が発生し、それを乗り越える術も基本的には一緒なんだと。


11月ぐらいから読み始めたのですが、読んでいる途中から日々変わっていく自分に気づく。

もし、1年前に読んでいたらこんなに素直に消化できなかったと自分自身で思う。今がちょうど喉が渇いている時なのでしょう。

38歳の誕生日を迎える前に、この本に出会えたのも運命。

まだ本書に出会えていない人がいたら、是非オススメです。もし、自分が乾いていると感じたら。。。


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山岳萌え 首都圏中央連絡自動車道~関越自動車道~上信越自動車道 下り

最近、長野の実家に帰る機会が多いのですが、冬になると空気が澄んでくるので「山岳萌え」としては高速道路を運転するが楽しくなります。

一度、私自身で整理しておきたかったので、記事にまとめておきます。


<首都圏中央連絡自動車道 青梅ICから鶴ヶ島方面>

青梅ICに乗る前の道路からは、奥多摩三山の一つである大岳山(1,266m)や御岳山の奥にある奥ノ院(1,078m)がよく見えます。
圏央道を鶴ヶ島方面に走っていると、狭山日高辺りで後方に富士山(3,776m)が見えることもあります。
また、青梅市からは大岳山の後ろ側に位置するため普段見えませんが、ピラミダルな形状の御前山(1,405m)もあります。


<関越自動車道 下り>

ここでは、あまり山が見えるというイメージがありません。ひたすら運転しています。
運が良いと、上越新幹線や長野新幹線が走っている姿を見ることもできます。


<上信越自動車道 藤岡JCから須坂長野東ICまで>

この道で最初に目につくのは、日本三大奇景の一つである荒々しく武骨な形をした妙義山(1,104m)。真正面に見えます。

群馬県から長野県への多数のトンネルを抜けると、右手に綺麗なフォルムの活火山・浅間山(2,568m)。
山頂から山腹にかけては溶岩が堆積しているので、大きな木が生えていません。遠目で見る限り、富士山のような綺麗な山肌です。
小諸辺りで、やや左後方に富士山の頂上付近を見ることができます。
上田に近づくと、四阿山(2,354m)の山腹にある真っ平らな斜面の菅平。ラグビーの合宿で有名ですね。

さらに、トンネルを抜けると更埴JCがあり、そこからが絶景!
松代PA付近では、北信五岳(戸隠山(1,904m)、飯縄山(1,917m)、黒姫山(2,053m) 、妙高山(2,454m)、斑尾山(1,382m))をまとめて見ることができます。
この五岳はすべてスキー場があります。戸隠や妙高は少し遠いですが、飯縄・黒姫・斑尾は学生時代によく行きました。

右手の志賀高原方面を見ると、山頂が一番尖っているのは笠ヶ岳(2,897m)。左手には北アルプスの山々が鎮座しています。


当時、長野に住んでいる頃はこの山々に囲まれた閉塞感が嫌だったのですが、離れて改めて山々の自然の美しさを知る。

真っ白な北アルプスが真っ青な空に映える冬の眺めは最高です。寒いけどね。

「山岳萌え」の方には、更埴ICから須坂長野東IC間の風景がかなりオススメです♪

P.S.私は運転手のため、一切写真が撮れません。。。(泣)



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theme : 信州
genre : 地域情報

グンちゃん♪

まぁ、くだらない話なので。。。

先日、とあるショッピングモールに行った時のこと。
エスカレーターに乗っていると、あの超有名な韓流スター・グンちゃんのポスターが飾ってあるのが見えました。

私「グンちゃんって知っている?」

娘「誰それ?」

私「韓国の有名な人。今よくTVに出ているじゃん。」

娘「。。。」(首をかしげる)

私「チャン・グンソクっていう名前。」

娘「あっ、知ってる、知ってる!」


突然、娘が叫びました。

「気をつけなはれやっ!!」


シーン。

私「。。。それって、チャンカワイじゃないの。。。」

娘「だって、チャンじゃん。」

前後に乗っていたお客さんは大爆笑。
私も大爆笑。当の娘も一緒に大爆笑。

という、アホな会話を楽しんでいる親子でした♪(笑)

P.S. ご存じない方のために。。。
チャンカワイさんは、Wエンジンというお笑い芸人さんで最近日テレ系の「世界の果てまでイッテQ」に出ているので、小学生には大人気です!

お笑い芸人「Wエンジン」の公式サイトはコチラ↓
(http://www.w-enjin.jp/)

日テレ系「世界の果てまでイッテQ」の公式サイトはコチラ↓
(http://www.ntv.co.jp/q/index.html)



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theme : 日記
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『エイジ』(重松清著 新潮文庫)

重松清さんのイメージは「流星ワゴン」の印象が強く純粋感動小説なので、涙なしには読めない気がしていた。
しかし、本書はかなり違う。


桜ヶ丘東中学校の2年生になったエイジ。オスグッド・シュラッター病でバスケ部を休部中。意中の女の子と同じ委員会に立候補。
という、ごくフツーの中学生。

エイジの地元・桜ヶ丘ニュータウンで頻発している通り魔事件。なんと、その犯人はエイジの同級生であった。。。


少年犯罪をテーマに取り上げた作品。中学2年生のエイジの視点で描かれている。
少年Aになるかならないかのラインは非常に薄弱である。決して、特別な人間だけが犯罪を犯すのではない。
誰もが少年Aになる可能性はある。でも、あっち側に行かず、こっち側で踏みとどまる人間が大多数だ。

その境界線は何なのだろうか?タイミング?それとも、必然や運命?

ごくフツーのエイジも例外ではない。彼の心の中でもフツフツと湧いてくる「その気」。

中学生の息子を持つ親にとっては、ずっしり重たい内容。涙よりも深く深く考えさせられる。

あっち側に行ってしまう前に、読んでおきたい作品です!
(10年以上前の作品なのに、未だに色褪せてませんよ)



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『秘本 三国志 一』(陳舜臣著 中公文庫)

元々、歴史小説が好き。同じ題材でも、いろんな著者の様々な解釈の本を読むのが楽しみ。
学生時代は織田信長の本ばかりを狂ったように読んだ。


「三国志」といえば定番の歴史小説。陳舜臣さんバージョンを今回初めて読む。

まず第一巻は、黄巾の乱から始まり、董卓が帝を連れて洛陽から長安へ遷都するまでが書かれている。
もちろん、あの呂布が董卓の下で目覚ましい活躍をし始めた。まだ曹操は圧倒的な董卓軍の力の前で燻っている。


まだまだ序章なので、かの偉人達の若かりし頃。次巻以降の展開が楽しみだ。

陳舜臣さんの小説で面白いのは、途中、途中で、引用する文献や歴史書などの解説も書かれている。
かなり広く情報収集されてストーリーを組み立てているようだ。

董卓の悪人ぶりは、どの小説でも共通している。
それにしても、呂布は強すぎ。個人の武力だけで言えば、過去最強だったのでは!?



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読書、グルメ、映画鑑賞、トレッキング、少年サッカー(コーチ)を趣味としている「とにー」のブログです。

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