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『さよならバースディ』(荻原浩著 集英社文庫)

奥多摩にある東京霊長類研究センターで働く助手の田中真は、高い知能を持つボノボを研究する「バースディ・プロジェクト」の責任者である。3歳のオスのボノボ(別名ピグミーチンパンジー)の名前「バースディ」がそのままプロジェクトの名である。
そのバースティ・プロジェクトを推進していた安達助教授は1年前に自殺をした。しかも、飼育舎にあるバースディの部屋の前で。。。
助教授の死後もプロジェクトに参加している恋人の大学院生・藤本由紀や研究室の仲間と一緒に研究・訓練を重ね、ヒトの三歳児ぐらいの知能を持つバースティに100語近くの単語を覚えさせることができた。
しかし、順調そうに見えたプロジェクトも次第に暗雲が漂ってくる。


一気に読了した作品。
ボノボが特殊なキーボードを駆使して言葉を表現し、研究者達とコミュニケーションを図ることができる設定である。

動物との会話。夢みたいな話♪

そのボノボは自殺の場面を見てる。目撃者ならぬ立派な目撃動物である。加えて意思疎通ができる。
動物にもヒトと同じように意志があり、喜びや苦痛も感じ、眠っている間に夢もみる。

それを考えると、ヒトだけが住みやすい地球にしてはダメだと思う。
生き物を大切にする心は大事にしたいし、子供達にも伝えていきたいと思う。

でも、イルカやクジラは殺しちゃダメだけど、何故牛や豚や鶏なら殺してもいいのだろうか。知能が比較的高いから?
そんなことは言い訳にならない。一方で牛や豚を神様とあがめている国もある。

生態系の劇的な変化や種の絶滅の可能性が少ないなら、他国の食文化に口出しするのはもう止めていただきたいと思う。お互いの文化は認め合い、尊重すべきであって、決して非難すべきではない。

なお、個体数が激減しているボノボが住むアフリカ中央部のコンゴ民主共和国(旧ザイール)は、内戦中であるためボノボの保護活動ができないそうだ。

京都大学霊長類研究所へのリンクはコチラ↓
(http://www.pri.kyoto-u.ac.jp/index-j.html)
チンパンジーの写真もありますよ。仕事とは全く関係ないけど、公開講座とか面白そうですね。。。(笑)



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くすっ

荻原浩も好きなんですよ。いろんな作品書きますよね。
これも面白そうですね。
ボノボはちょっと生態を本で読んだことがあって
興味深いですよね

Re: くすっ

まなみさん、コメントありがとうございます。

NHKの深夜の番組とかで、こういう動物の特集をやっていると釘付けになって観てしまいます。
ボノボは確か繁殖期以外にもエッチを楽しむ動物だとか。。。同性愛もあるのですよね?

なかなか知能レベルの高い動物ですね。

この作品も面白いので、是非読んでみてくださいね!
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