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『陰日向に咲く』(劇団ひとり著 幻冬舎)

マルチな才能ってあるんですねー。芸人さんがこういう作品を書いたとは信じられないぐらい上手く仕上がっている作品。
というのも、発売された当初に購入したのですが、正直胡散臭かったので手をつけずに本棚にずっと眠っていた本。。。でも完全に間違っていましたね。。。

著者は妄想壁で有名な劇団ひとりさん。大沢あかねさんと結婚した芸人さん。


最初の「道草」はホームレスに憧れていたサラリーマンが実際にホームレスになってしまった話。次の「拝啓、僕のアイドル様」はミャーコという売れないアキバ系アイドルの熱烈なファン(ヲタク)。「ピンボケな私」は20歳になったけど人生の夢や目標が定まっていない女性。「Overrun」は、ギャンブルにどっぷりつかった多重債務のある35歳独身男性。「鳴き砂を歩く犬」は東京へ家でした少女が芸人になる話。

という5つの短編からなる作品なのですが、どの作品も主人公が少しイタい系の人なんだけど応援したくなる。一つ一つの作品にちょっとしたサプライズとキーワードが散りばめられているのですが、最後の最後でパズルのように全てがつながって見えます。


こういうバラけた短編を一つに結び付けるような物語を書く時には、絶対に登場人物を整理しておかないとダメだと思う。そしてどう結び付けるのかというアイデアが小説の面白さを決める大きな要素なのであろう。その点で、劇団ひとりさんはアイデア抜群。意外な視点でサラッと簡単につながる。

劇団ひとりさんは父の仕事の関係で、幼少期をアラスカで過ごしたそうだ。その時に、一人淋しく空想に耽っていたことが、今の多彩なキャラやマルチな才能になっているのでしょうか。

次の作品がとても楽しみですね♪



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陰日向に咲く

陰日向に咲く (幻冬舎文庫)/劇団ひとり ¥520 Amazon.co.jp 裏表紙より『ホームレスを夢見る会社員。売れないアイドルと一途に応援する青年。合コンで知り合った男に遊ばれる女子大生。老婆に詐欺を働く借金まみれのギャンブラー。場末の舞

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