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『これからの「正義」の話をしよう』(マイケル・サンデル著 鬼澤忍訳 早川書房)

いやー、この本には手こずりました。
NHKで放映された「ハーバード白熱教室」をちらっと観ていたので、楽しみにしていたのですが、、、

確かにこの本の冒頭は面白いですし、「正しい行い」や「正義」とは何かについて深く考えさせられます。

「1人を殺せば5人が助かる状況の時、あなたはその1人を殺しますか?」

その1人を直接的ではなく、間接的なら犠牲にしますか?


これと同じような考え方は災害救急医療現場でも行われています。
「トリアージ」と言われていますので、御存知の方も多いかもしれません。患者を色分けして、死亡している人、治療しても助からない人、治療すれば助かる人、など傷害の程度に応じて区分します。そして、死亡している人や治療しても助かる見込みが非常に低い人には治療を施しません。助かる見込みのある人を優先的に治療して、助けることができる患者数を最大限にする、という考え方です。

考え方は非常に理解し易いのですが、もし自分の目の前に瀕死の重傷の患者がいたら、何とかして欲しいと思ってしまいます。


途中から過去の偉大な哲学者達の持論が展開されるのですが、この辺りは殆ど記憶に無いぐらい理解不能・思考停止状態になってしまいました。。。

最終章で「正義と共通善」について書かれています。昨今は個々の「正義」が重視され過ぎている傾向にあると思います。市民道徳をベースにした社会全体にとっての「共通善」を考えた政治、という部分に賛同します。

今の日本を眺めた時、本当に必要なのは子供手当てなのでしょうか?
正直家計の足しにはなるけど、何か違う気がします。


明確な答えがない「正義」。
よりより社会にするために欠かすことのできない議論ですね。



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